開発map

アヒル発電「波乗りダッキー」の開発プランのページじゃ。2021/9/24の特許出願から試作、検証、製品化までのおおよそのプランが書いてあるぞい。まず第一の関門はダッキーのプロトタイプの製作じゃの。第2の関門は検証と開発費じゃな。わしよりも有能なブレインにしっかり安全性を検証してもらわにゃ世には出せんからの。

Roadmap

特許の出願までにあーでもない、こーでもないと右往左往して、研究室はもうガラクタの山じゃ。開発は難題の連続じゃ。じゃから、このROADMAPに書いた通りにいかんことも多いじゃろ、じゃがみんなで力を合わせればきっと道はひらけるとわしは信じておるんじゃ。

開発ロードマップ

2019
7月 7

ホームページ公開じゃ

たくさんの人に今の発電の問題を知ってもらうためにホームページを公開したぞい。2019年の七夕はいい天気じゃから短冊に書いた願いもきっと叶うじゃろ。「ダッキーで優しい世界に近づきますように…」
7月 12

TecPlanter締切

世界を変える技術の開発の支援をしてくれる「ディープテックグランプリ」という大会があるのじゃが、今年の大会の出場は見送りになるかもしれんのぉ。
8月 1

原理試作開始

構想中に発電方法でちゃんと発電が可能か、各部分ごと(要素技術ごと)に実際に作って試してみるぞぃ。
8月 23

動作確認完了

波の動きで、発電する仕組みを作ったぞぃ。シンプルな構造じゃが、実際に電気を作りバッテリーに充電することができることが確認できたぞ。
2020
8月 25

振り出しに戻る

アヒル発電の技術が先行する特許に抵触する可能性が見つかったぞぃ。こりゃいかん、イチから開発をやり直しじゃ!世界を変える発明には困難がつきものじゃのぉ…とはいえ、イチからやり直しは辛いのぉ…
9月 24

原理試作からやり直し

原理試作からやり直しじゃ…やり直しは辛いのぉ・・・しかしタイムイズマネーじゃ、泣いても始まらん、前を向いて新しい技術を確立して、以前より遥かにパワーアップして特許の出願じゃ!
12月 18

要素技術 検証終了

地球で最もやさしい発電の特許出願に向けた各機構の動きが確認できたぞぃ。緩やかな波でも激しい波でもバッチリ発電できる仕様じゃ。今回の目玉は旧型にはなかった発電力がアップする秘密の仕掛け、これじゃ。我なが…
2021
7月 1

先行技術調査 完了

大幅にパワーアップした新しい技術が特許になるかの調査、先行技術調査が完了じゃ!新型波力発電は特許の可能性ありじゃ!よし、研究と開発をドンドン進めるぞぃ!
9月 21

構想設計 完成

新しい特許技術に基づいた新型ダッキーの構想設計が完成したゾイ!深海ロボットを開発されていたO.Aさんに描いてもらった設計図はシビレルほど素晴らしいものじゃったワイ。早くお披露目したいの〜。
9月 24

特許出願 完了

新・波力発電システム「自立運転型・慣性増幅式波力発電装置」の特許出願が完了したぞぃ。特許のやり直しで計画に遅れが出ておるが、今から新しい特許技術をプロトタイプに載せ、実証実験に向けて再起動じゃ!
10月 9

詳細設計 開始

アヒル発電の実証実験用プロトタイプの詳細設計が始まるぞぃ。詳細設計は構想設計を描いてもらった深海ロボットを開発されていたO.Aさんじゃ。完成が待ち遠しいのぉ。
11月 6

プロトタイプ作製

プロトタイプ作製のスタートじゃ!2022年1月ににプロトタイプを完成じゃ。アヒル発電を社会実装して、気候変動にブレーキをかけるぞ。これがはじめの1歩じゃ。
11月 18

実証実験 打ち合わせ

神戸市のスタートアップ支援でお世話になっておる新産業課にて、実証実験の打ち合わせじゃ。今回の実証実験では機体の漏水チェック、駆動部の動作チェックなどが実際の海で試されるぞ。
12月 14

先行技術調査 開始

先行技術調査を開始したぞ。発電効率のさらなるアップと大手企業参入に備えて新しい特許の出願の準備じゃ。先行技術調査の結果は来年にわかるぞい。調査結果でOKが出れば出願なのじゃ!
12月 15

資金調達

プロトタイプ製作にかかる費用がわかったら、次はお金の準備じゃ。できる限り自己資金で行く予定じゃ…が、どうしても足りない場合はReadyforにチャレンジが必要かもしれんのぉ。リターンは何がええじゃろか…
2022
1月 1

新技術の開発

PoCが上手く行けば、プロトタイプの制作と並行してさらなる技術開発じゃ。環境問題はお正月もクリスマスもどんどん進行しておる。待ったなしじゃ。「地球上で最も優しい発電システム」の完成を目指して雨の日も雪…
1月 21

先行技術調査 完了

三菱重工、東大、日立造船の特許が先行技術としてリストアップされたぞ。構造は似ておるが、効果が全く違う。これを特許の審査官がどう判断するかじゃのー。
1月 26

プロトタイプ完成!

プロトタイプ完成じゃ!プロトタイプを使って、安全性はどうか、改善すべきところはないか、チェックを始めるのじゃ。ダッキーは世界初のシステムじゃからのぉ、やるべきことは盛り沢山じゃ。
3月 1

新規特許 出願完了

新規特許の出願が完了じゃ。大手が本気で取り組む前に少しでも技術的にリードしておきたいんじゃが…現実は厳しいぞい
2023
6月 20

実証実験

完成したプロトタイプを実際に海に浮かべて、問題点、改善点をあぶり出すぞい。地球上で最も優しい発電を達成できるか、楽しみじゃのぉ。ここまで進めてこれたことを、みんなでお祝いせにゃならんの。

アヒル発電が
大切にするもの

-Our Vision-

最後の木を切り倒し、最後の魚を獲り、最後の川を毒したとき、人はようやく、お金は食べられないことに気づくでしょう。

アヒル発電「波乗りダッキー」は「やさしさ」を最優先にしています。効率よりも「やさしさ」を、利益よりも「やさしさ」を、スピードよりも「やさしさ」を大切にしています。スピード重視、効率重視、利益重視の今の世界とは逆の方向を向いているのかもしれません。

「一秒をあせって起こった大事故」「効率を重視してないがしろにされた安全」「利益を求めて破壊された美しい自然」スピードや効率、利益を重視しすぎて疲弊してしまった人や世界をたくさん見てきました。

カナダの先住民族、クリー族にはこんな言葉があります。最後の木を切り倒し、最後の魚を獲り、最後の川を毒したとき、人はようやく、お金は食べられないことに気づくでしょう。

スピード、効率、利益を最優先した世界の行き着く先で、最後の木を切りたくはありません。私達の作るアヒル発電は使う人にも、作る人にも、動物にも、地球にもやさしく、ゆっくりだけど長く付き合える、そんな発電システムでありたいと思っています。

The world cannot live without love.

8つの約束

アヒル発電「波乗りダッキー」では「地球で最もやさしい発電」を実現するために8つの約束を設定しています。人が作り出したものに人が苦しめられる、人が作り出したもので野生動物が死んでいく、このようなことを決して起こさないために定めた開発の根幹となる約束です。

地球で最も優しい発電

アヒル発電「波乗りダッキー」は地球で最も優しい発電を目指して開発されています。人にやさしく、鳥にやさしく、森にやさしく、海にやさしい、誰も泣かない、誰も傷つけない、地球のリズムで発電する、それがアヒル発電「波乗りダッキー」です。